壁紙・ビニールクロスの貼り方Top >  壁紙のメンテナンス

壁紙(ビニルクロス)のお手入れ

「壁紙」は貼るだけで様々な空間を演出できる簡易性とデザイン性に優れたインテリア素材です。
一般に欧米では、「壁紙は貼り替えるもの」という認識があり、基本的には日頃からある程度のメンテナンスを行いながら、使用状況によって10年を目安に貼り替えをおすすめします。


ビニルクロスの場合
 壁の電源スイッチまわりなどの汚れは、中性洗剤で軽く水拭きして汚れが取れたら固くしぼったタオルできれいに拭き取ります。タバコのヤニなどのしつこい汚れは、水に対してアンモニアを5%程度、これに消毒用アルコールを2~3%入れるとより効果的です。但し油性マジック・クレヨンなどの油性の汚れは落とせません。

 汚れがつきやすい場所には、「汚れ防止」「スーパー耐久性」「ミラクロス」などをおすすめします。これらの壁紙は表面のフィルム加工により汚れが浸透しにくく、油性マジック・クレヨンなどの頑固な汚れもアルコール(消毒用)などで落とすことができます。

和紙・紙壁紙の場合
 撥水加工してあるものもありますが水滴をはじき汚れの浸透を軽減するものであり、長時間にわたって付着した汚れは取ることが出来ません。またシミのもとになるので水拭きは避けてください。手あかなどの汚れは消しゴムを使ってこすり取るようにして落とします。

珪藻土・じゅらくの場合
 一般的な紙壁紙より表面強度は高いのですが、水拭きは避けてください。かたく絞ったタオルで汚れを叩くようにして落として下さい。洗剤もシミになるので使用しないでください。

織物壁紙・紙布の場合
 主素材が綿・麻・シルク・レーヨンなどであり、水拭きはできません。高い通気性を有しており、ホコリや汚れが目立ちやすい傾向があります。ハタキや掃除機でホコリを取り除くようにすると、きれいに保つことができます。目につく汚れは、アイロンで汚れをほぐし、お湯でかたく絞った布に中性洗剤をつけ、ポンポンと叩いて整えます。 



壁紙(クロス)のメンテナンス

剥がれてきた壁紙のメンテナンス
 部分的な剥がれであればごみや埃を取り除いた後、壁紙の裏に文具用の糊や木工用ボンドをはみださないように塗布して、十分圧着してください。経時変化により壁紙が硬化してしている場合は、部分的な補修では対応ができませんので貼り替えをおすすめします。

かびについて
 カビは見た目の問題だけでなく、アレルギーや喘息などの病気の原因になることがありますので注意が必要です。壁紙にはほとんどの商品が「防かび性」はありますが、壁紙だけでかびの発生を防ぐことは不可能です。

●【かびを防ぐ】
 かびは水分と養分があれば発生します。水のかかりやすいところや結露の発生しそうな場所では、できるだけ換気を行ない、湿度を調整してください。かびが発生しやすい場所には「スカットセラ」をおすすめします。

●【かびが発生したら】
 かびが表面で発生しているだけの場合、早めに消毒用アルコールで拭き取るのが効果的です。アルコールは、殺菌力がある上に浸透性を持っているので内部の菌に効力を発揮します。(壁紙の種類によっては表面が損傷する場合がありますので、目立たないところで試してからにしましょう。)大量に発生してしまった場合は、壁紙だけではなく下地の方にもかびが入り込んでいる事も考えられますので、専門業者に任せたほうが安心です。

結露について
 結露や湿気はシミ・はがれ・かびの原因となります。結露を防ぐには常に換気を心がけ、暖房器具などから発生する水蒸気を外へ排出してください。また浴室や料理等の水蒸気などは、換気扇を利用してください。

水廻りや収納など湿気が溜まりやすいところは除湿器や吸湿剤などを活用する事も有効です。冬場は室内と外気の温度差が激しいため、また加湿器を使用した後などは特に結露が発生しやすくなります。換気や除湿にも十分に注意してください。

*結露が発生しやすい場所には、通気性も有する壁紙「織物壁紙」「紙布」「本じゅらく」「通気性壁紙」などと石膏ボードのような吸放湿性のある下地を組み合わせることにより、結露が発生しにくくなります。



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