シックハウス対策の方法は?
シックハウス症候群を防ぐためには、化学物質を減らし、室内濃度を下げることが重要です。建築基準法で定められた化学物質の発生が少ない壁紙や建材、内装材料を使用する、を採用して空気をきれいにするなどの対策を心がけましょう。
通風・換気をお勧めします。
お部屋はできるだけ風を通してください。風が通るお部屋は健康的です。
【1】 建材からホルムアルデヒドが発散されない場合でも、家具等その他のものから放散される場合があります。できるだけ室内の通風・換気を心がけてください。
【2】 ホルムアルデヒドや揮発性化学物質の放散は、気温が高くなると多くなることがしられています。最近の研究では室温10℃の上昇で揮発性化学物質の放散が約2倍になることが報告されています。
夏場は、とくに通風。換気をまめになさることが効果的です。室内の揮発性化学物質は、通風・換気で薄くなることも知られています。この原理を応用して、室内の空気をあたためた上で、急速に通風・換気を行って建物の化学物質を低減させようとする方法がベークアウトと言われるものです。ただし、この方法については、その効果の検証、手法の確立が今後の課題として残されています。
【3】 日常、室内の通風・換気がよく行われていますと、かびの発生の制御にも大変効果的です。
密閉した部屋はかびが生えやすく、かびをえさにする粉ダニ、粉ダニをえさにするつめダニなどが繁殖し、人の健康を害します。かびも、ダニの死骸もアトピーの原因物質とされています。
![]() | 建材などに使われている化学物質の含有量を把握し、出来るだけ放散量の少ない材料を選びましょう。 |
![]() | 製品によっては化学物質の放散量が規格化されています。製品安全シートから、含まれている化学物質の情報を入手しましょう。 |
![]() | 換気回数0.5回/h以上の換気を行いましょう。 |
![]() | 日常の換気に配慮しましょう。また、室内でタバコを吸うことはできるだけ避けましょう。 |
![]() | 新築・新品の場合は、収納庫や収納家具類の扉をあけたり、ひき出しをはずして、内部まで換気できるようにしましょう。 |
![]() | 化粧品、香水、整髪材なども影響することがありますのでなるべく減らすようにしましょう。 |
![]() | 窓を開けて換気する場合には、複数の窓を開けて、汚染空気を排出するとともに新鮮な空気を室内に導入するようにします。 |
![]() | 家具や床に塗るワックス類には、化学物質を発散するものがあるので表示をよく読み、選ぶようにしましょう。 |
![]() | 開放型ストーブ、排気を室内に出す暖房器具(ファンヒーター等)の使用は避け、排気を外部に出すもの(FF式ストーブ等)など室内空気の汚染が少ない暖房器具を使用するようにしましょう。 |
ポイントは『できるところからできる範囲で』です。
「シックハウス症候群のすべて」では、シックハウス対策のみならず、建築関連や診療・シックハウス関連の相談窓口の案内も紹介しています。
●建築基準法ではすべての居室を対象に、機械換気設備を設置することが義務付けられました。室内の化学物質濃度を低くするためには、この機械換気設備を24時間連続して運転することが基本となります。
*換気回数0.5回/hとは、2時間で1回居室の空気が入れ換わることいいます。
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