シックハウス対策!室内の換気
シックハウス症候群の予防法で最も有効なものは、環境を改善することです。今すぐできる シックハウス予防の第一はまず換気です。
室内換気のステップ
● 24 時間換気システムのスイッチは切らずに、常に運転するようにしましょう。
● 新築やリフォーム当初は、室内の化学物質の発散が多いので、しばらくの間は、換気や通風を十分に行うよう心がける。
● 特に夏は化学物質の発散が増えるので室内が著しく高温高湿となる場合( 温度28℃、相対湿度50%超が目安)には窓を閉め切らないようにする。
● 窓を開けて換気する場合には、複数の窓を開けて、汚染空気を排出するとともに新鮮な空気を室内に導入するようにする。
● 換気設備はフィルターの清掃など定期的に維持管理する。
住宅の高気密・高断熱化が進みましたが、換気対策が遅れたために、室内空気汚染の原因となってしまっています。換気不足にならないよう心がけていつも新鮮で綺麗な空気を室内に取り入れましょう。
インテリア材料とホルムアルデヒド対策
建築基準法施工令は、国土交通大臣がホルムアルデヒド発散量の区分に応じた認定を定めています。また、この法規制の施工を受けて、壁紙、壁紙施工用及び、建具用でん粉系接着剤、塗料、断熱材、あるいは、合板、木質系ボード類等JIS・JAS規格が一斉に改正され、法令に対応した等級区分の規格が設けられてその表示記号も規定されました。この大臣認定とJIS・JAS表示は、次のように統一的に行われていますので、内装施工者はその表示をみるとことで容易に発散区分を識別することができます。
| 表示記号 | 告示で定める建築材料 | JIS・JAS規格 | 大臣認定の規定 (認定番号の記号) | 制限 |
| F☆☆☆☆ | 規制対象外(上位規格) | F☆☆☆☆等級 | 第20条の5第4項の認定 (認定番号MFN 0000) | 制限なし |
| F☆☆☆ | 第三種ホルムアルデヒド 発散建築材料 | F☆☆☆等級 | 第20条の5第3項の認定 (認定番号MF 30000) | 使用面積 を制限 |
| F☆☆ | 第二種ホルムアルデヒド 発散建築材料 | F☆☆等級 | 第20条の5第2項の認定 | 使用面積 を制限 |
JIS(Japanese Industrial Standard) : 日本工業規格
この規格は工業品の品質を全国的に統一、標準化して生産、消費の合理化を行うための基準として、工業標準化法に基づいて、各品目について通産、運輸などの関係各大臣が工業標準調査会にはかって定めた国家規格です。
JIS規格に適合した品質をもつ製品には、国家がその品質を保障するという意味で「JIS」マークをつけることができます。
JISマークの例

JASマークの例
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JAS(Japanese Agricultural Standard) : 日本農林規格
農林水産省所管の各種物質に関する品質の向上と安定のための規格で、製材品、普通合板、特殊合板、構造用合板、難燃合板、集成材、積層床板、フロアリング類などに対して定められています。
| カーテン・カーペットの表示 | ![]() | ![]() | カーテン・カーペーットは法規制を受ける材料ではありませんが(社)日本インテリアファブリックス協会、日本カーペット工業組合等の関係5団体が協力して設置している「インテリアファブリックス性能評価協議会」は、消費者サービスのための「ホルムアルデヒド対策品」の統一マーク表示を実施しています。品質基準はJIS並びに告示と同じ性能・区分で、表示も同時にF☆☆☆☆、F☆☆☆等のマークです。カーテンの場合は、カーテン、ブランド、スクリーン等の生地が対象であり、この生地を使用した製品には「この製品はホルムアルデヒドの自主基準認定を受けた生地を使用しています。」などの表示を行うことができるとしてます。 |
| 壁紙と施工接着剤の表示 | ![]() | 壁紙と壁紙施工用及び建具用でん粉系接着剤は、JIA規格の品質がホルムアルデヒド放散量F☆☆☆☆等級に認定されていますので、JIS合格品は全て規制対象外「制限を受けない」です。【ただし、輸入壁紙の一部にF☆☆☆☆区分のものもあります。壁紙を切り売りした場合は、同じく日本壁紙協会が実施左の図ような「シックハウス対象品ラベル」に夜表示もおこなわれます。 |
| 襖紙の表示 | ![]() | 襖紙は法規制を受ける材料ではありませんが、日本内装材連合会は「室内空気汚染対策管理委員会」を設置し、シックハウス対策のF☆☆☆☆襖紙の表示とPR事業を実施しています。品質規格は壁紙と同じで、その規格品を収録した襖紙見本帳には別図のような表示を行っています。 |
| 接着剤の表示 | ![]() | 法規制を受けないエマルション形の合成接着剤又はシーラー等にもホルムアルデヒド発散区分表示をする動きがあります。日本接着剤工業会は、ユリア系樹脂、メラミン系樹脂、フェノール系樹脂、レゾルシノール系樹脂及びホルムアルデヒド系防腐剤を用いずに製造した接着剤について、規制対象外等級のF☆☆☆☆表示をおこなっています。 |
内装施工者にとって、シックハウスの規制を受けない建材等もありますが、法令に定めのない材料等を使用する場合にも、工事に伴い居住者に室内空気質の汚染によるシックハウス症候群での健康被害が起こることの無いよう注意することが重要です。
シックハウス対策には品質情報検索システム
ホルムアルデヒドを発散する建材の使用が規制されることになりました。これにより壁紙や襖紙は、ホルムアルデヒドの発散量によって等級が定められましたが、ほとんどが規制対象外のF☆☆☆☆等級です。
ここで紹介する品質情報検索システムでは新築・改築・リフォームのときに使用する内装材(壁紙・ビニルクロス類)のホルムアルデヒドの発散等級が確認できるので、安全な身体にやさしい居住空間が誕生します。
これは規定に 定めた「製品表示ラベル」を表示運用することで「製造メーカーより出荷される商品 (正反)」と「流通過程でカットされて販売される商品」それぞれのホルムアルデヒドの性能担保を行う自主管理制度です。
この確認書によって一元化され、的確な情報を迅速に提供できるものと考えております。
![]() | 商品、商品番号や認定番号から、シックハウス対策壁紙のホルムアルデヒド発散等級(F☆☆☆☆/エフフォースター)が確認できます。7万点以上の商品が商品番号で登録されており、F☆☆☆☆(エフフォースター)の製品は選んでいただいて安心してご使用になれます |
![]() | 検索結果画面から、その製品の性能を示す確認書が印刷できます。 |
![]() | ホルムアルデヒド発散等級だけではなく、国土交通大臣認定の防火壁装材料の性能確認も出来ます。 |
![]() | このシステムの検索は携帯電話からもご利用できます。ホームページアドレスは同じです |
この検索システムでは、JISならびに大臣認定に関するシックハウス情報や、 防火の認定情報も商品番号から容易に検索し確認できますので、ぜひご活用ください。
①「シックハウス対策壁紙はこちら」=建築基準法によるシックハウス対策壁紙の 等級表示(JISまたは大臣認定による規制対象外=F☆☆☆☆)等が確認と商品番号からの検索例です。
②「防火璧装材料はこちら」=国土交通大臣の認定による防火壁装材料の認定番号と、 防火性能の確認ができます。

この確認書によって、的確な情報を迅速に提供できるものと考えております。








